music return

ミンコフスキ来日

 
 

マルク・ミンコウスキ指揮ル・ミュジシャン・ドゥ・ルーブル・グルノーブルがこの秋来日する。公演は、東京オペラシティで2公演と、石川県立音楽堂で1公 演の計3公演である。関西で公演がないのがとても残念である。


 この公演、東京ではわからないが、石川県立音楽堂では切符の売れ行きが芳しくないらしく、WEBページの残席状況は全ランクで余裕ありの◎となっている。このグループはコアなファンは多いが、日本の首都圏以外の地方では席を埋めるにまでにはその名声が広がっていないのかもしれない。そういえば、先年、東京で好評を博した、ウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサンの福井公演も空席が多くあったと聞く。この手の先進的なバロック音楽グループの地方公演は難しいのかもしれない。それにしてもこういう地方で公演があるのに、何故関西で公演がないのか?関西の音楽文化の地盤沈下は激しい。


 さて、ミンコウスキらの来日の話に戻ろう。どれかの公演に行きたいが、東京公演は平日であり、石川県立音楽堂のみ11/3の祝日であるから、行けるのは石川県立音楽堂のみである。ここにはまだ行った事がないが、金沢駅のすぐ傍にあるようだ。アクセスは大変便利である。また、価格も全く違う。東京公演の約半額である。石川県がお金を出しているのかもしれない。本当はラモーが聴きたいので、11/5の東京公演が大変魅力的なのだが、行けないのなら仕方がない。


 11/3の金沢は、兼六園の紅葉が始まっているだろうか?ズワイガニの解禁は11/6だから、カニは買えない。でも、新しくなったという近江町市場をう ろうろするのも魅力的だ。


 と言っても、行けるかどうかは11月の体調しだいである。11初旬の体調がいいことを祈ることにしよう。(2009.9.6)