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小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトX
フンパーティング 歌劇《ヘンゼルとグレーテル》 1/2

日時
2009年7月26日(日) 15:00~17:20
会場
びわ湖ホール大ホール
指揮
小澤征爾
演出
デイビッド・ニース
(オリジナル・プロダクション:ザ・ダラス・オペラ)
演目
フンパーティング 歌劇《ヘンゼルとグレーテル》
管弦楽
小澤征爾音楽塾オーケストラ
児童合唱
東京少年少女合唱団
配役
ヘンゼル:アンゲリカ・キルヒシュラガー
グレーテル:カミラ・ティリング
ゲルトルート(母親):ロザリンド・プロウライト
ペーター(父親):ヴォルフガング・ホルツマイヤー
魔女:グラハム・クラーク
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 小澤征爾音楽塾に行くのは初めて。小澤征爾の音楽性が私と合わないのと、オケが学生なのに値段が高いから。でも今回は、歌手がすごすぎる。ボニー様とキルヒシュラーガーで切符を取りましたが、魔女もグラハム・クラークとキャラクター・テノールとして最高の歌手をそろえていて、小澤さんの力はすごいなと思いました。


 でも、グレーテルをボニー様がキャンセルして、カミラ・ティリングにかわりました。ちょっとがっかりしていたら、某御殿でティリングを聴きたいという趣旨の文書を読んで、期待できそかなと思いました。



 小澤さんが出てきて序曲。オケはそれなりに鍛えられているようです。でも、指揮のためか、オケの実力を考慮しているのか、ダイナミックレンジが小さく、特に弱音が出ません。雄大な序曲が平面的でかっかりです。


 それは歌手が出てきてもかわりません。歌手にかぶせる時とそれ以外のときでテンポや音の大きさに変化がないのです。もっと早くして欲しいとか、音量を下げてとか思うところが満載でしたが、安全運転でオペラを壊さないことに集中していたように感じました。

 
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