メトロポリタン歌劇場名古屋公演 1/3
日時
1997年5月28日
会場
愛知県立芸術劇場大ホール(名古屋市)
演目
ビゼー作曲 歌劇《カルメン》
指揮
プラシド・ドミンゴ
演出
フランコ・ゼッフィレリ
管弦楽
・合唱
・合唱
メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
配役
カルメン;ワルトラウト・マイヤー
ホセ;ルイス・リマ
エスカミーリョ;セルゲイ・レイフェルクス
ホセ;ルイス・リマ
エスカミーリョ;セルゲイ・レイフェルクス
今回は、ワーグナーで評判の高いワルトラウト・マイヤーがカルメンをやるというので、これをねらって行きました。
#ドミンゴ、パバロッティは避けたというのもあります。
会場に入ると入り口のところで本日のプログラムをまとめた小冊子を配っていました。海外の引越し公演の場合、全プログラムを記載した豪華ですが高価なプログラムを販売するほかは案内用の冊子を用意していることは少ないので、このような配慮はありがたいですね。
筋は、男がジプシー女に恋するが、親兄弟や周りの人々の心情を考えると、とても一緒にはなれない。でも一緒になりたい。どうしよう!という葛藤とそれを乗り越え、ジプシー女と一緒になる道を選ぶ、というものです。 筋は簡潔ですが、音楽はどろどろしている。でもクーンのオーケストレーションがすばらしいとは思いませんでした。どこか足りないところがあるような、ちょっともどかしい感じ。といっても、私はピアノ原曲を聴いたことがあるわけではありません。
歌手は男のケーニッヒが大変すばらしかった。最初から最後まで一人で歌いっぱなしなのに、最後まで衰えることなく、すばらしい歌を歌ってくれました。