ザクセン州立歌劇場オペラフェスティバル公演《アイーダ》　1/2

　ドレスデン最後の晩は「アイーダ」。ドレスデンで聴くのはちょっと？ですが４日前にプレミエをしたばかりの演出ですし、面白そうです。

　この日は大入り満員。やはりポピュラーなオペラはこうなりますね。今日の席は平土間の前から６列目ですが端から3つ目で、舞台が全部は見えませんでした。オケのピットは人数か少ないためか小さくなっていました。

　序曲が始まり、幕が上がると、なんか近代的な雰囲気です。まずラダメスが白い軍服で登場して「清きアイーダ」ですが、JOHANNSONははじめからすばらしい歌唱。ちょっとおおざっぱな感じはしますがベルカントの発声で押しも強く声量、音程共によし。しばらくしてラダメスが黒服、黒帽子で登場し、 RYDLもいつもながら暗く強い声を聞かせてくれました。