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ヴィーン国立歌劇場公演《リエンツィ》 1/3

日時
1998年4月6日(月)
会場
ヴィーン国立歌劇場
演目
ヴァーグナー作曲 歌劇《リエンツィ、最後の護民官》
指揮
ERNST DUNSHIRN
演出
DAVID POUNTNEY
管弦楽
・合唱
ヴィーン国立歌劇場管弦楽団合唱団
配役
リエンツィ SIEGFRIED JERUSALEM
イレーネ NANCY GUSTAFSON
ステッファノ WALTER FINK
アドリアーノ MARGARETA HINTERMEIER
オルシーニ PERTET WEBER
枢機卿 ROLAND SCHUBERT
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 昨年のプレミエで話題となった「リエンツィ」の晩です。席はなんとMITTELLOGE。さすがは人気のない公演、電話をかけたときはこの最高の席の2列目の半分が空いてました。それでも当日になるとそこそこ入っているのでやはりヴィーン、えらいものです。


 当初指揮予定のメータは直前にキャンセルし全く知らないDUNSHIRNという人が出てきました。聞いた話では合唱指揮者だそうで、こんな場で指揮する機会は最初で最後ではないか、なんて言うのも耳にしました。まあ、4月2日に同じ組み合わせで演奏してますのでまだマシのはずですが。


 序曲が始まり、しばらく聴いてみましたが、ちょっともたついていてこんなに長かったかしら?という印象で、はじめから演奏の方は諦め気分。


 幕が開いて始めの舞台は、まあ普通です。2階建てのアパート?の通路をバックに貴族が美女狩りをし、それをきっかけに騒動になります。リエンツィが登場し場を収めてから演出の本領発揮です。


 まず、リエンツィをたたえる合唱で、合唱団が整列し一斉に踊りながら歌います。まるでミュージカル。それも踊りが合わないので見ていて恥ずかしくなるような質の低い踊りです。

 
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