ベルリンコーミッシュオパー日本公演 3/3
3幕の始めの場面では、フロッシュが喋るところでバックに4人の弦楽伴奏があり、無骨ですがたのしい酔っぱらいの歌になってました。フロッシュを演じたザンダーは歌を聴くととても歌手ではないなぁと思えたのですが、プログラムを見ると俳優(Schauspieler)となっていて、納得。オペラ劇場の中に歌手でない多数の俳優をそろえているようで、さすがコーミッシュオパーですね。
それにしても、大きな装置が自由自在に回転していろんな場面を作り出すのを見るのは爽快で、歌手の動きもきびきびとしていて、大変楽しく観ることが出来ました。また、オケも歌もすばらしく、全体としてとても満足できる一夜でした。ベルリンでは2幕が終わった時に観客にシャンパンが振る舞われたそうですが、今回はなく、それだけが残念でした(^^;