新国立劇場《椿姫》 1/2
日時
2008年6月5日(木) 19:00~22:00
会場
新国立劇場オペラ劇場
演目
ヴェルディ作曲 歌劇《椿姫》
指揮
上岡敏之
演出
ルーカ・ロンコーニ
管弦楽
東京フィルハーモニー交響楽団
合唱団
新国立劇場合唱団
配役
ヴィオレッタ エレナ・モシュク
アルフレッド・ジェルモン ロベルト・サッカ
ジョルジョ・ジェルモン ラード・アタネッリ
アルフレッド・ジェルモン ロベルト・サッカ
ジョルジョ・ジェルモン ラード・アタネッリ
ずっと満席だったのが、一週間前ぐらいに空席が出て、速攻で購入。エレナ・モシュクはミュンヘンで7年前にルチアを聴いたことがあって、コロラトゥラソプラノでも硬くもキンキンもせず、暖かくやわらかい歌声に魅了された記憶があって、今回も行きたいと思ってました。
#彼女なら、一幕最後の高音も大丈夫だろうし(^^;
それで、5月の《軍人たち》に続いて、東京遠征です。実は今回前日まで体調が悪くて行けるかどうか心配だったのですが、当日はなんとか落ち着いて、しっかりとオペラを聴いてきました。
序曲の第一音からすばらしい弦の音。緊張感のあるいい演奏です。幕が開いても合唱もそろっているし、歌手に対する指示も的確。指揮者の上岡さんはオペラ指揮者として大変すばらしいですね。
歌手は、モシュク、サッカともに、第一幕は硬さが見られましたが、第二幕以降は硬さが取れたのか、のどがあたたまったのか、すばらしいの一言。
エレナ・モシュクのヴィオレッタは以前ミュンヘンで聴いたとおり暖かくやわらかい声で、高音も音程もばっちり。第二幕以降は彼女の声にめろめろでした。