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パリ国立オペラ来日公演
 《消えた男の日記》《青ひげ公の城》 1/3

日時
2008年7月21日(月) 15:10~17:25
会場
兵庫県立芸術文化センター大ホール(西宮市)
演目
ヤナーチェク作曲 歌劇《消えた男の日記》
バルトーク作曲 歌劇《青ひげ公の城》
指揮・
オーケスト
レーション
(消えた男
の日記)
グスタフ・クーン
企画
ラ・フラ・デルス・バウス
演出
アレックス・オレ
カルロス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
装飾・衣装
・映像
ジャウメ・プレンサ
映像
エマニュエル・カルリエ
管弦楽
パリ国立オペラ管弦楽団
配役
《消えた男の日記》
男 ミヒャエル・ケーニッヒ
女 ハンナ・エステル・ミニュティロ
《青ひげ公の城》
青ひげ公 サー・ヴィラード・ホワイト
ユディット ジャンヌ・ミシェル・シャルボネ
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 7/20の《トリスタン》もホントは見たかったけれど、 1日間をおきました。まあ、今回の公演の柱は青ひげでしょうから、 二つの青ひげを楽しみましょう。


 劇場に入ると、サイド席のL側がすべて黒い布で覆われていました。 会場の係員に聞くと、演出の都合だそうです。私はRサイドですから、向かいに誰もいないのは、なんか変な感じ。


《消えた男の日記》


 このオペラは、本来ピアノ伴奏で行われるものを、 グスタフ・クーンがオーケストレーションして、今回の舞台になりました。


 筋は、男がジプシー女に恋するが、親兄弟や周りの人々の心情を考えると、とても一緒にはなれない。でも一緒になりたい。どうしよう!という葛藤とそれを乗り越え、ジプシー女と一緒になる道を選ぶ、というものです。  筋は簡潔ですが、音楽はどろどろしている。でもクーンのオーケストレーションがすばらしいとは思いませんでした。どこか足りないところがあるような、ちょっともどかしい感じ。といっても、私はピアノ原曲を聴いたことがあるわけではありません。


 歌手は男のケーニッヒが大変すばらしかった。最初から最後まで一人で歌いっぱなしなのに、最後まで衰えることなく、すばらしい歌を歌ってくれました。

 
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