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Vivava Opera Company公演
 ヘンデル作曲 歌劇《トロメーオ》 1/2

日時
2008年9月20日(土) 15:00~18:00
会場
伊丹アイフォニックホール(兵庫県伊丹市)
演目
ヘンデル作曲 歌劇《トロメーオ》
指揮・演出
・制作
大森地塩
管弦楽
・合唱
Baroque Ensemble VOC
配役
トロメーオ 永木るり子
セレウチェ 木村直未
アラスペ 迎肇聡
エリーザ 端山梨奈
アレッサンドロ 山田愛子
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 2004年の《フラーヴィオ》以来、《アルチーナ》《デイダミア》《イメネーオ》とヘンデルのオペラを毎年上演してくれているVOCが、今年は《トロメーオ》を上演してくれると言うことで、 ヘンデルのオペラが大好きな私は、今年も楽しみにしていました。


#ちなみに私は《フラーヴィオ》には行ってません。


 《トロメーオ》のCDを聴くと、美しいアリアが一杯で、 これを実演で聴けるというのはなんと幸せなことだろうと思いました。


 でもまず、文句から。


 会場に着いて、座席を当日決定するのですが、これまでは、座席表を見ながら自分で決められたのが、今回は、窓口様が最適と思う席番を渡されるだけ。座席表も見せない。 これには、ちょっと憤って、窓口の中に頭をつっこんで、席はどこよ、と文句を言いました。


 やっぱり、座席は座席表を見ながら自分で決めたいです。 これは来年には改善を求めたいものです。


 また、舞台上はいつもの通り中央にプロジェクターの投影幕があり、下手にオケと合唱席、上手に舞台を区分けるような垂れ幕がありました。垂れ幕の舞台との接点は、ブルーシートが置かれて固定されていて、 金がないんだなあ、と実感してしまいました。工夫しているのはいいけど、 ブルーシートはちょっと興ざめです。


 と始まる前に、ちょっと気分を害しましたが、公演の始まりです。 オーケストラが現れて、シンフォニアの開始。快調に始まりました。このシンフォニアは大好きです。


 歌手は皆さんすばらしかった。


 トロメーオの永木るり子さんは、背も高く、声の質も男性らしく、声に力もあって、音程もばっちり。これまで、何度かVOCの公演に出演してますが、あまりよい印象はなかったので、主役はどうかと思っていました。でも、見違えるようにすばらしかった。

 
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